IoTの導入はいいのだけど、得られたデータをどう活用するか?というのが重要だなと考えていたのですが、理解しやすい実際の導入事例が紹介された書籍を見つけました。
利用している技術は、難しいものはほぼなく、どこの製造工場でも簡単に導入できる内容です。収集するデータは、
- サイクルタイム
- 出来高
- 稼働時間
- 平均サイクルタイム
の4つだけなのですが、たったこれだけのデータの収集から30%以上もの生産性の向上を達成するというのだから驚きです。
生産性が3割も変われば、製造現場では必死になって機械を回していて余裕なんてないという状況が大きく変わるのではないでしょうか。
人手不足の解消、外国人労働者の活用に対しても効果的だと思われます。
これまでは、現場の人材の質の高さに依存していた日本の製造業は、IoTで収集したデータをうまく使って適切に采配しないと生産性はかなり低下していくのではないでしょうか。
大手ではなく、中小の生産向上にこそ導入メリットが大きいというのも注目するところだと思います。得られたデータをどう活かすかというところなので、安価な装置やシステムでデータ収集をしなければ意味がありません。
実は、少し前に展示会にいったのですけど、大手が大規模なシステムを展示していて、
「こんなのどこが導入するのだろうか?」
と思っていたのです。
うまくやれば1装置につき10~20万円ぐらいの費用で上記のデータ収集は可能でしょう。もちろん内作すれば、もっと低価格でも可能かもしれません。ソフト設計もそれほど難しいと思えませんしね。

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